ネイルサロンの衛生管理と衛生管理士

ネイルサロンの衛生管理と衛生管理士

ネイルサロンの衛生管理についてのガイドラインは、JNA(NPO法人日本ネイリスト協会)が、第三者機関「ネイル産業審議会」の認証を得て
2009年12月に「ネイルサロン衛生管理自主基準」として制定されました。この基準は、サロン個々の基準で行っていた衛生管理から、
業界全体の統一的な基準を設定・普及することで「より安全・安心なネイルササロン環境の構築と実現」を目的に制定されたものです。
また、厚生労働省は、2010年6月下旬から約1カ月のパブリックコメントの募集後、同年9月に「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針」を発表して、
各地方自治体へ通達しました。厚生労働省が通達したこの指針内容は、JNAの「ネイルサロン衛生管理自主基準」と大差のないものでしたが、
指針の発表にあわせて、寄せられたパブリックコメントに対する国の見解も開示しています。
ネイルサロン業界では衛生管理の自主基準の策定に続き、翌2010年には、サロンの現場でこの基準を適切に運用していくための人材育成と
サロンへの配置を図る制度を導入しました。それが「ネイルサロン衛生管理士」の資格制度です。
ネイルサロン衛生管理士資格の有効期限は取得年を含む3年目の12月末日までで、継続する場合には3年ごとに継続手続きが必要です。
資格試験は、JNA認定校実施の講習会の受講と、20問出題で100点満点の択一方式による確認テスト(筆記)で80点以上が合格基準です。
なお、この「ネイルサロン衛生管理士」の資格取得者数は、2014年9月末日時点で約40,000名に達しています。